そして手錠を外してくれた男が、私をリーダーの所に連れていった。


「いいんだな?」


私の目を見て確認してるのがわかる。


「お願いします」


もちろん私はこう答える。


「わかった」



「でも…その前に…

1つだけ… 1つだけ私の願い、叶えてくれませんか?


簡単なことです」