「これが、大魔法使い?ちゃんちゃらおかしいわ」

ナリーナというファイターをやってる金髪でロングの少女が丸くて青い動物を差し、口をとがらせて言った。

「でも、大魔法使いだって……」

エリーシャがいいかかるとそれをさえぎり

「わたくしたちには聞こえないわ。エリーシャにだけ聞こえるのね」

こちらはクレリックをしているエリエンといい、ピンク色の髪をポニーテールにしている少女がおっとりと話す。

この共同ハウスにはあとアサシンをやっているリーダー役のカイという少年がいるが遠くまでクエストをしに行ってるため、帰りは真夜中だ。

とにかく、エリーシャ、明日魔将オリジンを倒しに僕と行こう。きっと役に立つはずだ。

エリーシャの頭の中に若と名乗った丸い動物の声が聞こえる。

とりあえず行こうかな?やられそうならさっさと撤退すればいいし。なんとかなるでしょ。

エリーシャはそう思った。