「……はぁ、もっと早く起きなさい じゃあ、ちょっと行ってくるからね」 と起きて下へ降りると買い物へ出かける母に出くわす “……はーい。行ってらっしゃい” と手を降り鍵を閉める 終業式から3日後、部活をしていない璃子は することもなく家でだらだらと過ごしていた 「えっもう12時?」 自分の起きた時間に衝撃を受けつつ 冷蔵庫から水を取りだし飲む 終業式の日から連絡する、と言っておきながら 実はまだ三浦南朋に連絡は取っていなかった