僕の名前は、綺麗だと思う。というか、可愛らしい。


でも、僕には似合わなすぎる。あいにく、優しさなんか持ち合わせてない。


でも、君の言葉はとても純粋で。


『素敵ですね。小鳥遊さんに、ぴったりです。』


ああ、白い。黒に染まっている僕には眩しすぎる。


「そんなことないよ…僕は、そんな人間じゃない。」


俯いて、目をつぶった。