[思い出した、アッ!あれ瑠美だったの?] [うん!それから学校で愛梨ちゃんの噂聞いてもしかして、あの時のって思ったの] [それから、屋上でたまたま会ったんだよな?] さっきまで黙っていた隼人が話し出した [だから愛梨ちゃんは最低なんかじゃないよ!私を助けてくれたじゃん] 気ずいたら、私は泣いていた 人前で泣いたの何年ぶりだろう 今まで溜まっていた涙が次から次へと溢れてきた