あかりが走って行ってしまった方を見つめていた

その時だった、私の彼氏が知らない女と手を繋いで私の前を歩いてきた


目があっても手を離さず、私の横を普通に何も言わず通り過ぎて行った


この時から、私の全てが変わっていった

夜は毎晩、出かけて暴れる

先生には、それでも女かってしょっ中言われた

その頃から『女ですけどなにか?!』

がクチグセのようになっていった


そして、中学を卒業した


偶然的にあかりと同じ高校に入学していた