「ごめん瀬川君!ホント悪気はないんだ!朝はホントに弱くて!」

嵐が素直に頭を下げると瀬川君は

「まぁ気にするなって!今度はちゃんと覚えてくれよな。あ、それと俺のことは戒って呼び捨てで呼んでくれ。俺も嵐って呼ばせてもらうしな。実は俺、苗字で呼ばれるのも敬語を使われるのも好きじゃないんだ。」

瀬川く…、いや、戒は頬を掻き、笑いながらそう言った。