「……赤間君。過去は過去ですよ。ね?今は必要ありません」


さっさと帰れオーラを全開に展開して赤間君ににこりと微笑んだ。但しその目は笑いもしてないが!



「いや、でも……」

「いえいえ、結構です。その分カノジョさんに貢ぎまくってあげて下さいね」


さらににこりと笑って、赤間君を部屋から追い出すために腕を掴んで立ち上がらせる。



そのまま扉の方へ押しやり……って、ええ!?


反対に両腕を掴まれて、体を壁に押し付けられた。


いってーな!!


何しやがるんだコイツ!?