両親の笑い声が聞こえた。 両親が家を出る音がした。 俺は、倒れた衝撃で落ちてきた受話器をとりゆうに電話をかけた。 ゆうはすぐに携帯電話を取った。 「もしもし?」 「…………………」 「もしもし!?ふう!!」 「……………」 「ふう!!どうかしたの!!」 「…………………た、す……………………けて」 「ふう!!ふう!!」 俺の意識はそこで途絶えた