「やっやめ..んん、はぁ、ん」






「止めて?そっちから誘って来たのに?」






私の抵抗を見て面白そうに笑うと、椎くんは最後にチュッと音をたたてキスをし、私を解放してくれた。






なっなんだったのだ。



今のキス攻撃は.....。







「椎くん、血をください」






とにもかくにもお腹が減った。



とりあえず、血を吸いたいのだが.....







「え〜?嫌」







にっこりと可愛らしく微笑む椎くん。



空腹の私には可愛らしくなんてとてもじゃないけど見えないが。