「いやっ!」

類が寝ぼけて私を押し倒したっ

いや、離して!

心では思ってるのに
声がでない

「おっわっ」

類が我に帰ったみたい

よかったー

ふうーと肩で息をした。

「なんでお前が!?」

「おばちゃんに頼まれたの」

「あのばばあか」

「ちょっ類お母さんにばばあはないでしょ!?」

「...るせぇー」

そういうと
そそくさと階段をおりてく
類がいた。