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雷side




愛姫さんらしい真っ白な封筒。




しっかりした文字。




ゆっくり封を切った。









**********



雷馬へ。



雷馬、雷馬は…お父さんみたいだったね。




普段凄い優しいのにキレたら凄く怖い。



我が儘沢山聞いてくれてありがとう。




あ、あんまり人の個人情報調べたらダメだよ!!


天才ハッカー雷。



じゃ。




元気でね、雷。




愛姫。



*********










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龍side




愛姫からの手紙。



手が震えた。




震える手を押さえゆっくり封を切った。










**********


龍馬へ。




龍馬、龍馬は…誰よりも早く私を知ってくれたね。





初めて屋上で会った時、龍馬は言ったよね、



『死ぬのか?』




って…。



ごめんなさい、死んじゃったね。




光を全く写さなかった私の瞳に初めて光を写してくれた。




龍馬、大好きだよ。




愛してる。




幸せになってね。




龍、愛してる。




愛姫。




**********









ーーーーーーーーーー
龍side




無言の部屋。



沈黙を破ったのは…






匠馬「……可愛い…って…僕は男だよ…っ…愛姫ちゃん……。」




神汰「……っ…愛姫……何でも分かっちゃうんだな…っ…。」




雷「……はい…まさか…僕のことも知っていたとは…っ…さすがです…。」




「……っ………」




それぞれの封筒に入っていたもう1つの物。




匠馬には黄色の薔薇を型どったストラップ。



神汰には緑色の薔薇を型どったストラップ。



雷馬には青色。




俺の封筒には…




紫色と赤色。




俺の目から流れる涙…。










愛姫……っ…。





ありがとな。




ありがとな。




俺も…

















愛してる…。













ー嵐姫ーEND








初めまして!!


5色の虹です。



処女作、嵐姫。



すみません…文章力なくて…w




最後まで読んでくれた方々、ホントにありがとうございます!!




それでは。



次回作は…


いつになるか分かりませんが、また読んでくれたら光栄です。




5色の虹。



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