「今から転校生を紹介する。
入って来い」


私は興味がなかったので空を見る。


ざわっ


クラスの人がざわつく。


どうせ、イケメンだったとか

そういう感じでしょ?



「はじめまして。
転校生っていうか日本に帰ってきたって感じだけど…鈴木 柊斗です。」



え?


バッ‼


たった今自己紹介をした転校生を見ると



すごく懐かしい姿がそこにあった。



「柊……くん?」




そこにいたのは…


小学生の時、とっても仲が良くて


家族みたいに思っていた幼馴染みだった。


背も伸び、かっこよくなってるけど、



雰囲気は昔と同じ。



「その呼び方はいちご!……だよな?」


私の姿をみてハテナがついた。