いちごの家族はある事件に巻き込まれ、


いちごの両親はいちごを庇って


亡くなった。



そのショックでいちごは昔の記憶を無くしてる。



奇跡的にその事件の事だけを忘れていた


から、俺の事は覚えてたんだ。



その日からいちごは自分の両親は


仕事の都合でアメリカに行ってると思い


込んでる。



「柊くん、どうしたの?」


「ん?あぁ、なんでもない」


いちごは知らなくていいんだ。


俺はいちごが隣で笑ってくれれば


どんな嘘だってついてやる。