あれ?


影山くん行かないのかな?


放送が鳴っても立たない影山くんは


空をみていた。



「柊くん、トモちゃん先に行っててくれる?」



「わかったー」


さてさて、影山くんを連れて行くと


しますかな( ̄^ ̄)ゞ



「影山くん行かないの?」



「……。」



へぇー、無視ですか。



ならば私だって!



「行・か・な・い・の?」


影山くんと窓の間に首を突っ込む。



影山くんは少し驚いた様子だったけど


すぐに深いため息をついた。