何週間かたち、体育祭当日。



登校する2時間前、前日にトモちゃんに


私の家に泊まってもらい、



朝、強引に柊くんの所まで連れてった。



「柊くん、本当に大丈夫なの?」



「まかせとけ!
最初は寝ぼけてる町田からな」



数分後


トモちゃんは女の私でもドキッと


するくらい、クールな美少女になっていた。



短い髪は編み込みをしてある。


メイクは黒系でトモちゃんにピッタリ!



「柊くんすごいね」


「留学して泊まってた所が美容院
だったからな。覚えた。次いちご」



トモちゃんはやっと目が覚めたのか、


鏡で自分を見てビックリしている




「いちごも出来たぞ」


どれどれ



私はトモちゃんから鏡を借りて自分の姿を見た。



誰ですか?



「いちごカワイ~。お人形さんみたい」


トモちゃんが私に飛びつく。



私の髪の毛はポニーテールでゴムは


ピンクのリボン。


毛先は少し巻いてあってメイクは


私の大好きなピンク系。


ナチュラルですっごく好き♡


「柊くん、ありがとう」



柊くんの目をみて笑うと


柊くんの顔が赤くなった。



ど、どうしたの⁉


トモちゃんはニヤニヤしてるし…


なんなのもう!