私はしゃがんで
ゆうひの目線にあわせる。

「ゆうひ。」

「なぁに?」

大きな瞳をキラキラと輝かせて
可愛らしい声と顔で私に言う。

「この間、ゆうひのこと
叩いてごめんね?
でもね。ママ、
ゆうひのこと大好きだよ。」

私はただ、ゆうひの目を見続ける。

「ゆうひもね。ママ大好き。」

「…ゆうひ…ゆうひ……」

堪えていた涙がこぼれ始めた。

ゆうひに少しでも多く
私の愛が伝わって欲しい。

「ずっとずっと、大好きだよ…」