春も息吹き始め、
高校2年生も終わりに近付いた頃。
僕はミオに、
「ライブ…明日しよっか…」
とメールを送る。
ミオは尋ねる。
「何処で?
いきなりライブとか言ったって、
場所も無いし告知もしてなぃよ?…」
僕は、ただ一言。
「僕らが在った場所で…」
ミオから返事は来なかった。
次の日の放課後。
僕らが在った場所に、
僕は一人、立っていた。
少しして、屋上のドアが開く。
高校2年生も終わりに近付いた頃。
僕はミオに、
「ライブ…明日しよっか…」
とメールを送る。
ミオは尋ねる。
「何処で?
いきなりライブとか言ったって、
場所も無いし告知もしてなぃよ?…」
僕は、ただ一言。
「僕らが在った場所で…」
ミオから返事は来なかった。
次の日の放課後。
僕らが在った場所に、
僕は一人、立っていた。
少しして、屋上のドアが開く。