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「明日は修学旅行ー♪」
久しぶりに
鈴と沙楽とお買い物中。
「だね。楽しみ♪」
沙楽もノリ気で笑っていた。
私は、やっと修学旅行かぁ…なんて思っていた。
冬真のこと…風くんのこと…
どうしよう…
私がボーッと考えていると…
「ほら舞。もう!お買い物中なんだから他のこと考えてないで明日の修学旅行のこと考えてなよ〜」
と、鈴から言われた。
修学旅行っていったら…あの二人のことなんだよね…
私は
「はぁ…」とため息。
鈴と沙楽は顔を見合わせ…
「とにかく可愛い服買いにいかないと!二泊三日で服は私服!少しくらい可愛くしないと!」
沙楽が私の背中をバンバン叩く。
「わっわかったわかった。」
私は半分聞き流していたが
頷くことだけはしようと思った。
ー…
「どう?可愛いのあった?」
鈴が私の横からひょいとでてくる。
「う〜ん…あったけど……」
なんか…違うんだよなぁ…
「鈴!これなら、舞に合うんじゃない?」
鈴と私は少し先にいる沙楽の元までいく。
沙楽が選んだのは、ふわふわした淡いエメラルド色のワンピースだった。
「でもさ、舞にはもうちょっと大人っぽいほうがぁ…」
「そうか…舞、色気全然ないもんね〜」
ちょ…それは失礼なっっ
私が二人を睨みつけると
二人は笑って、「冗談冗談。」と言っていた。
「私のばっか選んでるけど…二人のは?」
二人はまた顔を見合わせる。
「いーの♪舞の服選びたいんだもん。」
鈴がそう私の頭をポンポンとしてくれた。
それから、沙楽が私に合う。と言ってくれたワンピースを私は買った。
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「二人とも…ありがとね…っ」
私は二人にお礼を言った。