とお姉様達に話終えた。

そしたら、お姉様が



「やっぱりね…。そんな事だろうとは思ったわ。」


と言った

「私は、その男の子が忘れられないの。初めて会ったけどとても気があうし…。それに、その…。ひっ、一目惚れだったの///…。えっと、その…。前の夜にお母様が読んでくださった絵本にでてきた王子様にとても似ていて…///本当に私の目の前に王子様が現れたと思ったの///」


と恥ずかしそうにリリアンは言った

そのリリアンの姿を見たナセニエルお姉様が

「リリアンの初恋の男の子ねぇ…。いい話ね」

と嬉しそうに微笑みながら言ってくれた


「確かに、小さい頃にリリアンは『いつか私の前に王子様が現れて、私を迎えにきてくれる』って嬉しそうに言ってたわね」


「そうなの?///全然覚えていないわ//」


「それは、リリアンが三歳の時に言っていた事だもの、覚えていなくて当然だわ」



「…。でも私アーロン王子と婚約しなくてはいけないのね…。」

そう言うリリアンに二人は、なにも言えませんでした。



「しょうがないもの、この婚約はこの国に関わる事でもあるし…。もう、決まった事でもあるから、私は受け止めるわ…。」


と悲しそうな笑みをし二人の目を見て言った


「…そうね…。頑張るのよリリアン」

「頑張ってリリアン、応援してる」


とお姉様達は言ってくれた


私も、それに答えたいと思った。