「なんだった?うーん、なんだろうね。友達、じゃないんじゃない?特に役に立ったわけでもないし。横でギャーギャー言ってただけじゃん?面白いこと言う訳でもないし、1人で笑ってるし。私たちより、千愛ちゃんのがイカれてたわ」





あははと笑う。




それから席に戻っていった。











そうかそうか。





梨乃にとって千愛ちゃんは玩具だったの?



そういえばあったよね。




一時期、梨乃が千愛ちゃんに冷たかったとき。



それは梨乃が遊んでいただけなの?



ちょっとへこむ千愛ちゃんをみて笑っていたの?




ねぇ、梨乃。




大丈夫?




嫌いだったんならそれでいいかもしれないけど、




死んでも文句を言うのはおかしいよ。




もっと悲しんであげてよ。



もっといたわらないと、




千愛ちゃん、また死んじゃうよ。




ねぇ、




疑っちゃうよ、





あんたこそ頭、大丈夫?



梨乃。




そんなの私が知ってる梨乃じゃないよ。