2音で楽器を出すと、すぐに3音に向かった。
合奏が始まっていた。
百合と2人で3音に入る。
琳はパート練へと階段を上っていった。
しごきにしごかれて、
あぁ、上手になっているんだな、と感じる。
怒られて怒られて、
あぁ、上手になるんだな、と感じる。
「じゃあ、ちょっと休憩しましょう。10分間休憩」
顧問の一言ではぁぁぁというため息が漏れる。
すぐに梨乃が来た。
「ねぇ、なんで遅れたの?」
その声はおどけていた。
「琳が千愛ちゃん待ってようって言い出して、言うこと聞かないから琳の気が済むまで一緒に千愛ちゃんを待ってたの」
「はぁ?うけるー」
馬鹿みたい、何してんの?、頭大丈夫?
梨乃はそう言いたげな顔をしていた。
千愛ちゃんを侮辱しているようで、
けなしているようで、
気に入らない。
合奏が始まっていた。
百合と2人で3音に入る。
琳はパート練へと階段を上っていった。
しごきにしごかれて、
あぁ、上手になっているんだな、と感じる。
怒られて怒られて、
あぁ、上手になるんだな、と感じる。
「じゃあ、ちょっと休憩しましょう。10分間休憩」
顧問の一言ではぁぁぁというため息が漏れる。
すぐに梨乃が来た。
「ねぇ、なんで遅れたの?」
その声はおどけていた。
「琳が千愛ちゃん待ってようって言い出して、言うこと聞かないから琳の気が済むまで一緒に千愛ちゃんを待ってたの」
「はぁ?うけるー」
馬鹿みたい、何してんの?、頭大丈夫?
梨乃はそう言いたげな顔をしていた。
千愛ちゃんを侮辱しているようで、
けなしているようで、
気に入らない。