最悪な夏休みが終わり、2学期が始まった。
すべてが憂鬱だった。
昔から仲の良い友達と喧嘩をした。
話かけても話してくれない…。
私は、朝から1人で考えた。
どうしたら許してくれるかな…
半泣き状態の私に、声をかけてきたのは…
隣の佐藤だった…。

「朝から1人でなんかあったの?」

「い…や…佐藤に話すことじゃないし…」

「いいから教えろ…何があった?」

「実は…」
私はすべてを話した。
彼は私の話を真剣に聞いてくれた…
嬉しかった。
「そうか…俺があいつに言ってやろうか?」

「いいよ…自分で解決するから」

「それと…もう一つ相談していい?
夏休みにイタ電話がすんごいきたんだ…
男子からなんだけど…知ってる?

「知ってるわそれ…高橋が男子らと遊んでた時に、他の男子が高橋のケータイ取ってお前に
かけたらしい」

「やっぱり…高橋が関わってたのか…」
1つだけ思った事…
佐藤になら相談しても良い気がする。

こうして2学期が始まった…。