公園で待ち合わせた…。
早く行って早く帰ろう…。
30分も早く着ちゃった…。
そこには高橋とクラスの女子がいた。
「佐原さーん!!!」
クラスの女子に呼ばれた…。
「高橋は佐原さんにもう一度告白するだから‘ちゃんと‘返事してね」
私は、高橋のところに向かった…。
「どうも…」
「どうも…」
「あのこれ作ったんで」
「ど…どうも…あ!あの…もしよかったら付き合ってください…」
どうしよう…付き合ってみてから好きになろうかな…
「私でよければ」
「「それじゃ」」
オッケーしちゃった…いいんだよね…これで…
いいんだよ…ね
付き合うことになった…が
恋人らしいことが何一つなかった
一緒に帰ることもなく、話すことすらなかった。
佐藤ともあまり話さなくなった。
シャーペンを貸すくらい…。
そんな生活に耐えられず思い切って別れ話をもちかけた。
別れてほしい…ただそれだけだった。
別れたくない…ただそれだけ言われた。