次の日。 昨日の雪が嘘みたいに 空は真っ青に輝いてる。 すっごいいい天気なのに、 傘を持ってきたのは私だけだった。 空色のギンガムチェックの傘。 ・・・可愛い、 いつ渡しに行こう!? 隣のクラスって言ってたけど・・ なんか行きづらいな~~ 「どうしよ・・」 「どーしたのー!」 頬杖をついている私の所に 私の友達の新谷 小春がやって来た。