なんだかさっきまでは距離感近かったのに、急に遠くなったな…



「みーちーるーーーー!」

教室の前のドアから大きな声で私を呼ぶ声をした。

「竹原………」

竹原はなぜか顔を輝かせてこっちに向かってきた。

「みちるのクラスだったんでしょ?!転校生!」

「あーうん、この子。」


私はすっとりょーちゃんを指差した。

「人を指すなよ…」

「わああごめん……ってか、竹原は関戸のこと知ってるよね?同じ学校だったんだし」

そうゆうと竹原はりょーちゃんの顔を見て

「えっ?しらないよ?」

「えーーーうそーーーー!」


私と仲良くなった人は大体竹原とも仲良くなるんだけどな…

「俺も知らねーよ?」

「あれーーー?…あっ、もしかして竹原って小6のときって、」

「みちると違うクラスだったよ?」

あっ、なるほどそれでか。

「そりゃ俺知らねーよ。あん時人見知りちょー激しかったし、」


「でも同じ学校だったんだ!!スゲーーーちょースゲーーー!なぁ、名前なんてゆうの?」

「関戸」

「おっけー!関戸ね!じゃあ関戸!よろしく!!!!!」


そういうと竹原は勢いよく、手を差し出した。

「あ、あぁ」

若干引きながらもりょーちゃんは竹原の手をとった。