それなのになかなか衝撃はやってこない。

おかしいと思って私はそっと目を開けた。



すると目に飛び込んできたのは暗い色のアスファルトの上から…
手を広げて私を見つめる男性。


(――えっ!!)
と思ったときにはドサッという衝撃とともに
気を失っていた。