『そ?』

余裕にかわす西島くん。

くやしー………

なんとなく気まずくてついつい目線は下の方へ……


『………あれ…』

あるものがあたしの目に留まってそれを指差した。


『ん?』

『あれ、アルバム??』

『んー、中学ん時のね』

中学生の西島くん?!
『見たい!!』


『……え?……あーっと…』

何故かたじろぐ西島くん。

『………ダメ…?』

『っ!?………見れば?』

あたしの言葉に顔を赤く染めて答えてくれた。