『はぁ??ちょっと可愛いからって調子のってんじゃ……』

『あんたに、かんけーないよね?てか、アンタのが調子のんない方がいーよ?』


橋本さんの言葉にかぶせて西島くんが言った。


そして西島くんは橋本さんの近くに行って、
耳打ちをした後、あたしの近くに戻ってきた。



何を耳打ちしたのか、よりも
橋本さんの顔に西島くんの顔が近づいたことが、気になった


嫌だなぁ。

あたし、こんなに独占欲強かったんだね。


『…ずるい。』

橋本さんの呟きで我にかえったあたし。