『拓海様!どこに行くのですか!?』


「くっそー、どこ行ったんだよ。

あいつは!」


『た…拓海様!!!』


豪邸中を駆け回っても見つからねぇ…。


一体、どこに行ったんだよ。


そう思っている時…



「まさか……!」



俺は、向きを変えて…、

あのジャングルを目指した。



10階にいた俺は、エレベーターも
待つ暇がなく、階段を下って行った。