「は、早く言えよ!!危ねぇ!!」


あたしは急いで前を掻きあわせて言った。


サラシを巻いていたから
まだ良かったけど…


すると、沖田は黒い笑顔で、


「ね?ただでさえ小さいのに、
僕たちの大きい服なんて着てたら、
一瞬でバレて、襲われちゃうよ(笑)?」


と言った。
…ん?ちょっとまて。


「…おい、小さいってどういう意味だこの野郎」


あたしが睨みながら言うと、


「え?背丈が小さいって意味だけど?」


さっきと変わらず、黒い笑顔で答える沖田。