ぽん、と頭を撫でられる。



「は、ハイ!」




また連絡する、そう言って大和さんは行ってしまった。



大和さんの後ろ姿を見ていると、俊にいがわたしの横に並んだ。




「覚えてるか?こはるが昔俺に言ってくれた言葉」


昔言ってくれた言葉ーーー



忘れるはずがない