「うんうん、特に原田くんの新撰組、よく似合ってる」



「あー写真求められてたね」




原田くん、女の子にすごく人気で、色んな人から握手や写真や中にはサインまで求めてくる始末。



「あれは沖田総司かな?」


「原田っていう名字なのにね」


「ほんとだ」




二人で笑い合ってると、教室の外から急に女の子達の黄色い声が聞こえてきた。