瑠璃子「あら。時雨(シグレ)と冬樹(フユキ)、おかえりなさーい!」





時雨?冬樹??




頭に、はてなを浮かべる瑠奈に隼人が説明してくれる。





隼人「俺は四兄弟の真ん中で、今ちょうど兄貴達が帰ってきたみたいだ。」






説明し終わるのと同時くらいに、瑠璃子を先頭に長身の2人が入ってきた。





「「あれ??女の子?」」




2人は同じ顔と同じ声で、キョトンとする。





ふ、双子だぁ!!





瑠璃子と同じ栗色の髪に少し色素の薄い瞳の2人は服装以外ほとんど同じだった。