修也side
帰り道、廊下を歩いていたら
「久しぶり一緒に帰ろーぜ、修ちゃん♪」
なんて気色悪いことを言いながら江崎が後ろから抱きついてきた。
最初は拒否したものの、しつこく付きまとってくるから、何か話すことでもあるのかと聞くと、どうやら江崎は俺と沢嶋のメアド交換の一部始終を聞いていたようで、
「せっかく仲良くしてくれる女の子に、人の前であんまり仲良さげに話しかけてこないで、とか言うなんて、川村、マジ最低だよ。」
なんて説教される始末。
「…お前には関係ないじゃん。」
「いや、関係あるね。…あ、それとも何?好きな子はいじめたくなるってヤツ?」
江崎がニヤニヤしながら言ってきた。
「…は?」
「ぶっちゃけ川村、沢嶋っちのこと好きじゃない?」
「…笑えない冗談だな。」
俺がそう言っても江崎は相変わらずニヤニヤしている。
「…何だよ。」
「…だってさぁ?川村、基本、女の子嫌いじゃん?話すのもイヤ、ってぐらいに。なのになんで沢嶋っちとメアド交換したの?」
帰り道、廊下を歩いていたら
「久しぶり一緒に帰ろーぜ、修ちゃん♪」
なんて気色悪いことを言いながら江崎が後ろから抱きついてきた。
最初は拒否したものの、しつこく付きまとってくるから、何か話すことでもあるのかと聞くと、どうやら江崎は俺と沢嶋のメアド交換の一部始終を聞いていたようで、
「せっかく仲良くしてくれる女の子に、人の前であんまり仲良さげに話しかけてこないで、とか言うなんて、川村、マジ最低だよ。」
なんて説教される始末。
「…お前には関係ないじゃん。」
「いや、関係あるね。…あ、それとも何?好きな子はいじめたくなるってヤツ?」
江崎がニヤニヤしながら言ってきた。
「…は?」
「ぶっちゃけ川村、沢嶋っちのこと好きじゃない?」
「…笑えない冗談だな。」
俺がそう言っても江崎は相変わらずニヤニヤしている。
「…何だよ。」
「…だってさぁ?川村、基本、女の子嫌いじゃん?話すのもイヤ、ってぐらいに。なのになんで沢嶋っちとメアド交換したの?」