side日娘
「…ふ…えええ、え、ひぐっ…。」
「わーっ!?ちょっと沢嶋さん泣かないで!!!!川村が最低で人間のクズでゴミでアホでタコだって事は私にもわかったから!」
「…うううっ、ぇええっ…。」
新田さんが必死に慰めてくれるけど、涙は止まりません。
「沢嶋さん…、ほら、今からでも他の人見つけよう?あたし…やっぱり主役は沢島さん以外考えられないの…。」
「…う、うんっ…ううっ…。」
でも、正直もうあんまり主人公やりたくないのになあ…。
「…うーん、あ、まあとりあえず王子役は私が探しておくから、沢嶋さんは…ね、気持ちを落ち着かせて。」
「ありが…と…ぐすっ…。」
「あーもー泣かないで沢嶋さん!!!!」
…心が痛い。
もう致命傷レベルですよこれ。
『…俺が王子役降りるよ。』
『そうすれば沢嶋は満足なんだろ?』
……そうじゃないんだ。
本当は、川村と一緒にやりたかった。
でもそれが素直に言えなかったんです。
しかもこんな大泣きするし。
馬鹿だなあ私。
とりあえずハンカチでゴシゴシと顔を拭き、席に着く。
本当に、嫌なことばっかりだなあ。
「…ふ…えええ、え、ひぐっ…。」
「わーっ!?ちょっと沢嶋さん泣かないで!!!!川村が最低で人間のクズでゴミでアホでタコだって事は私にもわかったから!」
「…うううっ、ぇええっ…。」
新田さんが必死に慰めてくれるけど、涙は止まりません。
「沢嶋さん…、ほら、今からでも他の人見つけよう?あたし…やっぱり主役は沢島さん以外考えられないの…。」
「…う、うんっ…ううっ…。」
でも、正直もうあんまり主人公やりたくないのになあ…。
「…うーん、あ、まあとりあえず王子役は私が探しておくから、沢嶋さんは…ね、気持ちを落ち着かせて。」
「ありが…と…ぐすっ…。」
「あーもー泣かないで沢嶋さん!!!!」
…心が痛い。
もう致命傷レベルですよこれ。
『…俺が王子役降りるよ。』
『そうすれば沢嶋は満足なんだろ?』
……そうじゃないんだ。
本当は、川村と一緒にやりたかった。
でもそれが素直に言えなかったんです。
しかもこんな大泣きするし。
馬鹿だなあ私。
とりあえずハンカチでゴシゴシと顔を拭き、席に着く。
本当に、嫌なことばっかりだなあ。