なんだか約束を破られたのがすごい悲しくて、

嫌で嫌で仕方がなくて、

頭に血が昇っちゃったんです。

「何で!!!」

「……ごめん。」

その川村の反応が気に入らなくて、私は川村の机を思い切り両手で叩きました。

物凄く大きな音がして、叩いた私もちょっとびっくり。

だけど口から出てくる言葉は止まらなくて、

「もういい!!川村なんて大っ嫌い!!!!」

その時、川村は凄い悲しそうな目をしたから、

あ、言ってはいけないことを言ったかも。

と思ったけれど後悔しても遅くって、過去は巻き戻らなくて、

私はどうしたらいいかわからなくて自分の席に戻りました。