「悪い方向に完全に進んでるだろーが!!このっくそボケ姫華!!!!」





な、夏なんてことを・・・





くそボケって、これでも数学以外は90点はあるんだけど。





「夏、言い過ぎ」





お兄ちゃんだけはやっぱり私の味方だよぉ~♪





「事実」





酷い・・・玲くんまで・・・





「お前の姫は俺がもらう。」





私の肩を抱く腕に力を込めた男はそう言った。