何だったんだろう……?

でも、由梨の事改めて“彼女”って言われると嬉しい。

改めて由梨が彼女なんだなぁって実感するから。

俺って由梨の彼氏になれて俺は、幸せだなぁって思う。

ああ、早く明日になってくれないかな?

早く由梨と2人っきりのデート、したいなぁ。

クリスマスも待ち遠しい……

2人でパーティするとか最高にいい。

もしかして由梨がケーキ作ってくれるかも……

そう思うと更に嬉しくなる。

おっ、これなんか由梨が喜びそう……

俺が手に取ったのは、ハートのペアルック。

由梨ってこうゆうペアルックとか好きそう……

でも、ちょっと俺男だしハートって恥ずかしいなぁ……

でも、由梨が喜んでくれるなら俺も付ける。

うん、いいよな。

これにしよっと。

「すいません。これ、プレゼント用でラッピングして下さい」

俺は、店員に言った。

「はい、じゃあまずはお会計から。3000円になります」

えっ、3000円?

値段なんか見てなかった……

思ったより高い……

俺は、由梨の喜ぶ姿を目に浮かべた。

やっぱ喜んで欲しいし、いっか。

由梨の笑顔が見れるなら……

俺は、由梨の笑顔見れるだけで幸せだし。

俺は、3000円を出した。

「ちょうどになります。じゃあ、ちょっとラッピングするので出来上がるまで待ってて下さい」

「はい」

俺は、ラッピング出来るまで待っていた。

「お待たせしました。ありがとうございました。彼女、きっと喜んでくれますよ」

店の人がそう言って俺に渡す。

「あっ、はい。ありがとうございます」

俺は、それを受け取って外に出た。

外に出たらまだ、由梨が来てなかった。

俺は、由梨が来るまで外で待つ事にした。