次の日―

今日は、12月23日。

お兄ちゃんと遊園地に行く事になってる。

久しぶりの遊園地だからすごい楽しみ~。

私は、朝早く起きて張り切って2人分の弁当を作った。

お兄ちゃんは、まだこの事は知らない。

遊園地に着いて驚かそうと思うんだ。

絶対、驚くだろうな。

私は、バックの中に弁当を入れた。

「由梨、おはよう」

お兄ちゃんが台所に来た。

「うん、おはよう。今日は、楽しみだね」

「おう。今日の朝食、豪華だな。おいしそう。早く食べようぜ」

「うん」

お兄ちゃんは、椅子に腰掛けて私が作ったご飯をバクバク食べた。

「ごちそうさま」

お兄ちゃんは、そう言って食器を交わした。

「お兄ちゃん、どうだった? 」

私は、いつもご飯を作った時に聞く。

「すげぇ、おいしかった。100点満点だな。由梨は、ほんといい嫁になれるな。将来、俺との結婚楽しみだな」

私は、その言葉を聞いて照れた。

お兄ちゃんは、あいからわずそうゆう事考えるの早いんだから。

でも、嬉しい。

お兄ちゃんがそう思ってくれてるから。

私も将来お兄ちゃんと結婚したいし……

そうなると毎日、こんな風にお兄ちゃんにご飯作ってあげたりするのかな?

私は、お兄ちゃんとの結婚生活を考えた。

うん、いいかも。

「由梨、今想像してただろ。顔がニヤけてるぞ。まぁ、由梨が想像してくれるのは嬉しいけどな。ぶっちゃけ今、俺も想像してたし。由梨のウェディング姿も早く見たいな」

お兄ちゃんも想像してたんだ。

自分で言うのは、なんだけど何か私達ってバカップル?

バカップルっていいなぁ……

ずっとそうゆうのに憧れてた。