でも、クリスマスプレゼントって何すればいいかな?

お兄ちゃん、どうゆうのがいいかな?

私は、NO.1のペアルックを手に取った。

あっ、このペアルックいいかも。

でも、ペアルックなんかしてたらお母さんとお父さんにバレたら困るし……

んー、どれにしよう?

悩むなぁ……

「お客様、お悩みでしょうか? 」

近くに居た店員さんが悩んでいた私に声掛けた。

「あっ、はい。あのクリスマスに男性にあげるとしたらどんなのがいいと思いますか? 」

私は、店員さんに聞いた。

「こちらのゴールドのイニシャルのネックレスなんてどうですか? 結構、男性はゴールド好きな人多いんですよ」

私は、店員さんが手に持っているゴールドのイニシャルのネックレスを見た。

んー、ゴールドのネックレスかぁ……

お兄ちゃん、喜ぶかな?

でも、お兄ちゃんならどんな物でも喜んでくれそう……

「じゃあ、それを1つ下さい」

「ありがとうございます」

「あっ、はい」

店員さんは、丁寧に包んでくれた。

私は、会計を済まして外を出た。

外に出るともうお兄ちゃんが居た。

「由梨、買い物済んだ? 」

「うん。お兄ちゃんは、もう済んだ? 」

「おう。じゃあ、帰ろうか」

「うん」

私とお兄ちゃんは、家に帰った。

家に帰って私は、部屋に行って買ったプレゼントを机に置いた。

お兄ちゃん、喜んでくれるよね?

喜んでくれるといいな……

なんとなくお兄ちゃんがそれを受け取った時の顔が浮かぶ。

早くクリスマスにならないかな?

待ち遠しいよ……

早くお兄ちゃんにプレゼント、渡したい……