確かに買い物、行く時ここ通る。

それに母さんは、いちいち中まで見ないだろ。

それに母さんは、ゲーセンに興味ないから。

それに近所のおばさんとかと長話するから大丈夫だ。

「大丈夫だって。さすがに母さんは、中まで見ないだろ。付き合い記念にパーと遊ぼうぜ」

俺がそう言うと由梨は、「うん、そうだね」と言った。

よっしゃー、由梨といっぱい遊べる。

プリクラとか撮りたい。

それに由梨に何か取ってあげたい。

それに男は、たいてい付き合った記念に何かしてやるよな。

俺だって男だし、由梨に何かあげたいって思う。

それに由梨と一緒に居れるから嬉しい。

授業なんかよりずっと……

「じゃあ、行くか」

「うん」

俺と由梨は、近くのゲーセンに行った。

「由梨、どれか欲しいのある? 」

さっそく俺は、由梨に欲しいのを聞いた。

「でも、いいの? 」

由梨がそう言うと俺は、「付き合い記念だよ」と言った。

「じゃあ、星のネックレスが欲しい」

俺は、さっそくお金を入れてする事にした。

「よっしゃー。おっ、いけるか? おしい」

俺は、一人で興奮しながら言った。

おしいな。

後、ちょっとで取れたのに……

もう1回、取ろ。

由梨が喜ぶ顔、見たいし……

「お兄ちゃん、頑張って」

「よっしゃー、頑張るぞ」

俺は、そう言って再びお金を入れてした。

今度は、すぐ取れた。

やっぱ由梨の声援のおかげだな。

やっぱ俺には、由梨力があるな。

やっぱ応援は、由梨じゃないと……