「あ、青井先生......6組3班です。
スタンプ押してもらえますか?」


「お、野本一人で来たのか!うし、よく頑張りました!......まあ、そこ座れよ」



二人きりで話すのは初めてでどこか緊張した。


先生と私はしばらく二人で話すことになった。



「お前授業の時とか普通に元気なのにどした?この合宿楽しくないか?」

「い、いえ。むしろ楽しいです。楽しくて仕方ないくらい」

「お前......言葉と顔一致してねえよ?(笑)」



くしゃっと笑う先生をみてドキッとしてしまった。
けど、この感情をまだ私は知らない。