「ゾンビ・・・」
父の卿平が顔を真っ青にして言った。

「怖い・・・お父さんここにもまさか来るんじゃ・・・」


千代が言った。



「「「「「バリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ」」」」




突然ガラスが割れた。

すると女の子が中に入ってくる。

その女の子はゾンビ化していた。


「う~ッ・・・う~ッ・・・」

とふらふらしながら入ってきた。


え?私は思った。

よくみたら手にブレスレットをしている

大きな花がついた・・・
あれは・・・
去年親友の由香とおそろで買ったのと
まったく同じだ。
それによく見ると
このゾンビ・・・由香に似て・・・る・・


「由香?ねぇ?由香なの?」

私はとまどいながらも女の子に言った。

由香だ・・・きっとこの女の子は・・由香だ。

だけど由香はなにも言ってくれない

ただ「う~っ・・・う~っ」

といいながらこっちに近寄ってくる。

「由香っ!!!!!!!!!!!!」

私は大きな声で叫ぶように言った。

その瞬間「う~~う~う~ううううううう~っ」

由香があたしの首を持った。

もうあたし死ぬ。もうこれで終わりなのか・・

「「「うううううううううううううううううっ~」

突然由香がうなった。
え?
由香は倒れた。
その後ろに兄の尚人がナイフを持って立っていた。








由香(ゾンビ)が死んだ・・・





「由香ぁ 由香ぁ 由香ぁ 由香ぁ 由香ぁ 由香ああああああっ」




私は泣き叫んだ。


大切な人が1人・・・・・・・























消えた。