「どれだ?」


ハッキリとどれということなく、色々と出てきたのだ。


いくつか見てみるが、やっすーさんの話に近い、それっぽいのはない。


とりあえず『呪い』だとか『携帯電話』というのがキーワードとして多すぎるのだ。



「ちょと良いかな?」


「え?」


「いや、パソコン使わせてくれる」


「ああ、はい」


松田は若菜に声をかけると、場所を変わってもらった。