「それはそうかもしれませんけど……」


若菜は言葉に詰まった。



「いや、でもさぁ、今朝のこれに関しては、確かに釣りの可能性もあるけど、

俺たちは都市伝説を調べて漫画化するっていう目的なんだから、

この『呪われた携帯電話』っていうのを、今回のテーマとして調べてみるのは問題ないんじゃないですか」


松田が若菜に助け舟を出す。



正直この掲示板に対して興味が湧いてしまったのだ。