「何だろう?」


曽根はログを遡ってみた。


しばらくは「呪われた携帯電話」について書き込みをしたらしい、やっすーという人物を心配するログや、釣り行為だと断罪するログが占めている。



「これは……」


ようやくそれらしいやり取りのログに辿りついた。



「やっすーさんって言うから、これですかね?」


そう言いながら、曽根は先頭らしいログから読み始める。


四人はそのパソコンの画面を見つめた。