『13:07[SUB]Re:[本文]あなたがいると思って行ったのに、なぜいなかったの? でも代わりに花山くんに会えたけどね。今度はちゃんといてね』



恵理子の身体が震えた。


さっきまで私が持っていたから、友菜は私を殺す為にここに来たのだ。



(どうしよう?)



やはり携帯電話を持っていないほうがいいのだろうか?


友菜は携帯電話の所に来る。



ならばこのままここに、この携帯電話を置いていけばいいのではないのか?



でも……


逆にこれが、友菜の動向を知ることが出来る、唯一のモノでもあるのだ。


そう思いながら、過去のメールを読み返してみた。