「なんかいっぱいありますねぇ」


若菜が画面を見たまま喋る。



「へぇ~本当だね。記念すべき第一回目に相応しそうなヤツは……」



曽根も若菜と同じ画面を出して、食い入るように見つめた。



「これなんかどう?」


曽根はその中の一つを選んでクリックする。



「どれですか?」


若菜は曽根の画面を見た。