「何とか彼の家に行けないかなぁ?」



「そうですねぇ。もう一度警察に電話してみましょうか。

昨日とは違って、今度は対象者が分かってるわけですから、対応してもらえるかもしれません」



「そうだね。じゃあ富永さん頼むよ」



「はい」


曽根に言われて、若菜は頷いた。